WAGYU BURGER OJ ららぽーと福岡店
2022.April
Restaurant & Cafe
Fukuoka
https://mitsui-shopping-park.com/gourmet/lalaport/fukuoka/g0040000000037120/
- DESIGN
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インテリア
ロゴマーク
グラフィック
パッケージ - SI
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コンセプト
コピーライティング - COOPERATE
- 写真:BLITZ STUDIO 石井紀久
フード写真:平山賢
フードスタイリング:LEE惣菜研究所
- POINT
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40年以上の歴史をもつ大分県日田市のソウルフード的ハンバーガーショップ、「ハンドメイドキッチンOJ」が、黒毛和牛100%のパティを使用した手作りハンバーガー専門店「WAGYU BURGER OJ」としてリニューアルし、ららぽーと福岡のフードコートに出店。弊社は店舗設計とともに、リブランディングを担当しました。
日本におけるハンバーガー黎明期に創業したOJ。大手を中心にバーガーづくりが工場生産となり、ファストフード化が加速していく中でも一貫して手仕事のバーガーづくりを行ってきました。今回のリニューアルでは、そんなOJの歴史とハンドメイド精神をコンセプトにデザインしています。
新しいロゴマークは、店名の「OJ」をハンバーガー型に意匠化。日田の太陽を連想させ、ブランドのルーツでもあるオレンジ色と、和牛100%パティを表現した黒の2色で構成しました。ロゴタイプはバーガーショップらしい骨太さと手作りの痕跡をミックスした文字で構成し、歴史あるブランドに相応しい正々堂々とした佇まいを表現しています。また、日田の伝統的な手工業である小鹿田焼の「飛び鉋」の意匠をモチーフにしたグラフィックパターンを開発し、パッケージやファサードに展開。テーマカラーの鮮やかなオレンジを印象づけています。
角地のため2面構成となるファサードはコンテナ風の意匠とするデザイン規制があったため、壁部はシンプルに白のまま残し、開口部にランダムな窓枠の意匠を追加。アンティークガラスや木目調のシートを組み合わせるなど、コンテナをDIYで改造したような手作り感のあるデザインとしました。ジューサーが並ぶ側部には電照サインを配置し、創業当時のジューススタンドのような雰囲気を作っています。